firstdecade.net » interview http://www.firstdecade.net/blog changes that happen in the first decade of the 21st century Fri, 30 Apr 2010 00:39:03 +0000 http://wordpress.org/?v=2.9.2 ja hourly 1 changes that happens in the first decade of the 21st century HAYASHI Nobuyuki clean HAYASHI Nobuyuki fd_staff@firstdecade.net fd_staff@firstdecade.net (HAYASHI Nobuyuki) firstdecade.net firstdecade.net » interview http://www.firstdecade.net/blog/wp-content/plugins/powerpress/rss_default.jpg http://www.firstdecade.net/blog/category/interview/ #11:これからは、1人の人がいくつもの仕事を持つようになる http://www.firstdecade.net/blog/one-person-has-various-jobs/ http://www.firstdecade.net/blog/one-person-has-various-jobs/#comments Wed, 09 Dec 2009 09:55:32 +0000 fd_staff http://www.firstdecade.net/blog/?p=75 林:あと、マイクロ化で話しことと言えば、3つ話題。1つは、オフショアでもマイクロ化するのがキーかなと。あと、オープンドック。もう一つはどういう姿勢でマイクロ化に臨むべきか。
オフショア化することで、開発コストのマイクロ化もできれば。分業体制という意味でのマイクロ化。ネット技術の進歩でそれが推し進められている。
oDeskというウェブのサービス。例えば、「3Dのプログラミングができる技術者募集、納期は**、拘束時間は**、料金***」という条件で募集。契約したら、仕様書を渡して組んでもらう。webカメラを使って働いているか監視できる。毎日ソースコードの閲覧ができる。
実際、僕の知り合いがmyGengoの前に発注したが、確かにいったスペック通りだが、質がイマイチ低いと言っていた。オフショアというか、インターネットを使ったオフショアの場合にはそういう危険性がある。
どうすべきかと言った時、そこからさらにマイクロ化すればいいのではないか。募集する時に必ずペアで募集する。全然関係のない2人を募集して、1個の仕様書で分業させる。ペアプログラミングをさせる。お互い監視し合って。

–XPのような。

林:3Dといっても得意分野は人によって違うだろうから、さらに細分化するというやり方もあるだろうが、発注先が1人だと全部トラブルを発注元が抱えないといけない。でも、発注先が複数で連携させることで、ある程度の問題の処理が向こうのコミュニケーションで処理できる可能性がある。
もしかしたら、片方がダメな時は、言葉は悪いが交換することも。

–基本的な疑問として、全体の仕様を見渡せる、全体設計図を描ける人。すべてをモジュールにして作っていけるものなんですか?

林:そこが、新しい分業の形ではないけど、何か必要でしょう。一個上のレイヤーの人は、より広い範囲を見渡して。今の世の中の分業体制もそうできているとは思うが、ちょっとした質の違いがある。今一番良いモノ作りをしている事例としてアップル。アップルは何の会社かというと、彼らはデザインの会社と考えている。アップル製品はdesigned by Apple in California。彼らがやっているのは、iPhone、iPodが7〜8割の普及率の時代にどういう携帯電話が求められるかをビジョンを描いてつくっているのが、アップルのトップの人の考え方。次のレイヤーの人は、たぶんできるだけ直結なのかな。
レイヤーはあまり多いといけない。増えるほど、意思疎通ができなくなる。
実際、アップルで製品担当になった人が、企画段階から加わっていれば、最後中国の工場でも監視して、商品棚にならんだところまで監督する。そういう役割の人が必要。レイヤーはあったとしても、1、2レイヤーだけど、アップルの場合は、要するに、アップルのいうデザインは意匠のデザインだけでなく、製品のコンセプトや製造工程、考えなければいけない部分を全部アップルの中でやると。カスタムチップのデザインもアップルで。
考える部分を全部アップルでやるが、頭を使わないというと悪いが、アップルでコントロールできない部分、フラッシュメモリなどの材料の調達や組み立ての部分は、外にまかせてしまう。
それこそ、サムスンと東芝を競わせて安く調達するようにするとか。そこで、どうすればマイクロ化になっているのかな。

–プログラムを発注するにしても、発注元はこういうものを明確にしている必要がある。

林:上のレイヤーに行くほど、マイクロだけでなく、スピードが違うモノがあるのかもしれない。実際、アップルのチーム、ジョブズのビジネスウィークのインタビューで、我々はどこの会社よりも議論していると。解決策はぱっと思いつくのは大した解決策ではない。議論をずっと続けていると。
それでいうと、さっきやったTwitterは、表層的でスピードが速いが、もしかしたら上に行くほど、深くて重厚なコミュニケーションをしていて、下ほどマイクロなコミュニケーションが正しいのかな。そこはわからないが。

–今の日本のシステムベンダーで出てくるのは、発注元が「こんな感じがほしい」といって、できたものを「そうじゃない」といって、デスマーチが発生する。それは、マイクロ化によって解決できるのかと。つまり、そういう場合、よりコミュニケーションのコストは上がる。外注にすることで。そういうものは解消できるのだろうかと。

林:やはり、マイクロ化といっても、それはチープで外側のガワというか、表層の部分をうまく動かして、表面の環境に合わせて、形を変えやすくするものであって、芯の部分は深く考えないといけない。

–今、ベンダーに投げている、何を作るべきかの、システムのデザインができる人は発注元が取り込んでいないと。それを外注しているからトラブルが起こっている。

林:まさにそうだと思います。携帯だとUIを丸投げしたり。アップルの場合、すべてのベースコンセプトはアップル社内でやっている。申し訳ないけど、製造や組み立てを頼んでいる会社のブレーンは無視している。頭脳労働をさせない。この通り作ってくれ、少しでも安くこれだけの数をまとめて用意しろと。発注先の会社で頭を使うのは、どう調達するか。
上のレイヤーに行くほど、マイクロでなくさらに深くないといけないのかも。

–全部マイクロにして発注にして済むかというとそうではなく、デザインを考えることに関しては取り込まないといけないのかも。

林:抽象論になるけど、芯の部分がちゃんとあって、周りの皮の部分の形は定まっていなくて、環境に合わせて、形を変えないといけない。海流がこうきているから、流線型になるとか、そういう活動なのかも。

–流線型になれと指示する必要はある?

林:軸足はいるでしょう。

–それがコアコンピタンスになるのかも。かなり抽象的な話ですが。

林:次の問題は、オープンドック。アップルコンフィデンシャルで書いたけど。あれもマイクロ化の面白い流れ。Componet100の仕事はヒントをくれそう。
オープンドックとは何か。今は、Excelなどのアプリケーションの固まり。オープンドックは機能単位に分解して、機能単位で売買を可能にしようという技術。90年代に、アップルやIBMが。画像フィルタの場合、4つ買ったらフルセットの画像処理ソフトになるとか。
component100は、機能を売っている会社を集めてコマーケーティングを可能にする。例えば、グラフ機能と、表機能だけの会社、ワープロ機能だけの会社、スペルチェック機能だけの会社を集めてオフィス対抗スイーツをいっしょに売っていこうとしたり。2、3人の企業はサポートを持てないのでシェアしようと。マイクロ化された時、例えば僕はフリーランスのものを書いて講演するという機能、それがカメラマンの機能と組んで、広報や秘書をやとってやるとか。
もっと有機的に機能単位でコラボするということが可能になるかも。最近シェアオフィスが増えてきた。九段下のコラボ。コラボという大きなパッケージの中にカメラマンのオフィスやweb制作。美術制作もあれば、そういったものがシェアオフィス。有機的に結合して建築系の会社も。広報が必要なら、そういう会社にいって。ダイナミックな動きが起きている。
シェアオフィスはコラボだけでない。マイクロな結合は出来ようとしている。今後はどんどん出来てくるかもしれない。

–不況の影響もあるかもしれないが、昔は会社でないと受けられない仕事が降ってきた。今は、もっと細かい。

林:発注元のマイクロ化。そうですね。そういったことが起きた方が、ビジネスとか仕事の方にもダイナミズムが生まれやすい。なぜシリコンバレーがイノベーションの潮流を作り続けているか。それは、人材が凄く流動的ということがある。
GoogleがのっているとみんなGoogleへ、今度はFacebookへ。日本だと会社を変わるのは悪いことと思われているかもしれないが。
シリコンバレーだと、そういった人材の流動でも企業の競争、人材そのもの競争も起こっている。ダーウィニズム的な進化の競争が常に起きている。
人と人のダイナミックな結びつきの価値をよくわかっている。
Googleの社内でも、あるいはGoogleという入れ物の中で人間が流動的に動いている。Googleが面白いのは、そういう分子、人が動いて接点になりやすい場所に話し合う場所を用意している。カフェテリアに行くと、プロジェクタが置いてあって話が出来るようになっていたり。マイクロキッチンのすぐ手前に、シアターがあって話せたり。20%ルールの内容を話し合ったり。飲み物を取りに行こうとして、面白そうな話を聞いたら、関わる。社内にあるMOMAというイントラ。20%ルールをやるためには、エネルギー分野に詳しい人がいるから検索したり。人材の結合を起きやすくしているのがgoogleの強みじゃないかと思うし。
やっぱり、会社は一人一人を面接して、良い人間を取るのにお金を掛けている。ワークグループになるとそれが強みになることもあるが、発揮できないこともある。必ずしも固まりで見ないで、分子単位で見ることも重要。

–一丸で動いた方がいい仕事も。

–自発的に結合して、emergingなものができて動き出す。

林:それが一番モティベーションも出やすいし、やりたいようにできる。
そういった話が、オープンドック。
あと、結局、こうした商取引もマイクロ化した時にどういうふうに望んでいくべきか。ここはマイクロワークとマイクロコンテンツをつなぐところ。
やはり無理しないこと。自分が一番モティベーションが高くて、うまくできるところで徹底的にがんばってやるのがマイクロワーク時代の。

–自分の強みは何か。

林:自分が一番モティベーションを感じて、洗練できるところまで続くところに全力を投じるのは意味がある。けれど、得意でないけど、これもくっつけないといけないよなというのはオープンソースやネットで見つけたパートナーと組む。

–良い意味での専門バカ。人とつながれる専門バカ。専門バカというとネガティブな意味合いが強いが。

林:視点が多様にあって、自分の軸。磁力は持っているが、だけどこれはどう考えても得意分野でないことは人に任せられる専門バカ。
それが一番動く機能したのが、うまくいくオープンソース。それ以外をがんばっても。みんなのベクトルがあって進んでいけば、良いものが、きめの細かい良いものがつくれそうな気がするじゃないですか。

–それを見つけるのは非常に難しいことでは。サラリーマンであれ、フリーランスにせよ。小飼弾さんは3日メソッドをすすめていた。

林:それでいうと、マイクロ分析ツールがあるといいかも。Twitterのつぶやきを分析して、あなたの得意分野はこれですとか。

–「ソース」という自分の性格分析。得意なところにリソースを投入しようと。スキルに関しても。

林:それも最初に言ったマイクロワークの時代になったら、経験的に見えてくるかも。

–反響のいいマイクロワークをどんどんやって。

林:場合によっては、自分のモティベーションが上がっているモノと得意分野は必ずしも一致しない。反響をいいものを取るのか、好きなものを取るのか。人それぞれの選択であって。
そういう意味で言うと、マイクロワーク化することで、人生の選択肢が増えて幸福度は増すのではないか。経済的に成り立てばですが。

–何か一つを選ばなくても良い。

林:だって、終身雇用で頑張って、退職の日に向いてなかったことに気付いたら、ショック。
時分割で、次々と仕事を変えていくということもあるかもしれないし。


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#10:人をなぐさめることも、立派な仕事になる http://www.firstdecade.net/blog/console-person-jobs/ http://www.firstdecade.net/blog/console-person-jobs/#comments Mon, 07 Dec 2009 13:10:46 +0000 fd_staff http://www.firstdecade.net/blog/?p=72 –コンテンツというと、活字、音楽、写真、映像などの形に限定される?もうちょっと違うのは。

–サービス全般。

林:プレイリストも一般的に。こないだ僕は、米国の大学にいっていて、ヒューストンにいった。毎日のようにクラブに。ディスコの曲を聴きたくなって探したら、米国のiTSのiMixで発見。リストだけで僕にとってはすごく価値があるじゃないですか。つい評価を書いて。最高だと。それもコンテンツ。
クリエイティブワークはゼロから想像するものも、リミックスも。クリエイティブな部分が関わっていれば。

–仕事のマイクロ化に関わることかもしれないが、子守りとか得意なことを人に教えるといったことも。デジタルでなく、ネットに載せられなくてもコンテンツになりえるのでは。

林:そういった具体的なサービスだけでなく、心の平安というレベルでもアリかも。知り合いがやっているリグレットーというサービス。へこみをつぶやくサイト。「今日、会社で怒られた」と書くと、ヘコミー。みんなで慰める。
「人生においては、何とか」とか言って慰めてあげる。ブロガーのイシタニさんといっしょに話したのだが、慰めるという行為では慰めている人が一番イヤされている。「男はどうして平気で約束を破るの?」という書き込み。「もうこれ以上がんばれない」といった書き込みにも慰め。
何をいっても愚痴になる人はいるじゃないですか。何を言ってもネガティブになるなと思っていたら、僕が落ち込んでいる時にその人がすごくいいことを言ってくれた。自分より弱い立場の人がいると、手をさしのべることができる。それによって自分が救われることもある。
今こういう時代だからということもあるけど、それほどサービスサービスしていない。お金に換えられない価値。

–ミニ宗教はいっぱいできそうだけど(笑)。

林:マイクロ化が進んで、貨幣以外の価値のやり取りが進むと、ミニ社会主義とか宗教も出てくるかも。うまく回るようになれば、悪いことではない。

–最初に排除するシステムを作ってもしょうがない。

–人生相談の掲示板で、深刻な質問に、真剣な回答。

林:僕の友だちが、マイクロカウンセリングをやっていますよ。日本だとカウンセリングは高いというイメージ。それは携帯を使って、メールで数百円でカウンセリング。アナログのところでもデジタル技術でマイクロ化が進んでいる。

–TwitterでAmazonのアフィリエイトも。

林:マイカウンセリング。携帯メールで、匿名で350円から相談。料金は文字数かな。
これで思い出したけど、「myGengo」というサービス。マイクロ翻訳サービス。何かというと、mygengo.com。
これは人間の翻訳。ネイティブスピーカは1単語5円、プロは10円、校正付きは14円。この文章をコピー&ペースト、即座に62文字でいくらと出てくる。
iPhoneアプリの英語化とか。
自分の予算に合わせて、判断できる。

–これは外せない部分はお金を掛けたり。

林:そういうマイクロ化もできるかも。ここは重要だから、ここは校正付きにと。


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#9:これからは仕事のマイクロ化も進む http://www.firstdecade.net/blog/micronized-job/ http://www.firstdecade.net/blog/micronized-job/#comments Fri, 04 Dec 2009 10:37:01 +0000 fd_staff http://www.firstdecade.net/blog/?p=67 林:今本の話が出たが、マイクロ化はコスト的な部分にも関わってくる。マイクロ化していけばフリーも仕方がないかとなってくる。流れとしてフリー化。それは避けられない。その勢いと合わせてみても、マイクロ化は自然の力学がたぶん働いている。

–それに対しては、特定の企業や政府の思惑を超えている。人の意識がそう流れている。

–過渡期では、その時点での収益モデルは考えないと。

林:今の経済システムを無視して考えれば、マイクロ化されて、常に軌道修正しながら、全員が同じベクトルに向いていったほうが、より大きいうねりを作れそうな気がする。最終的ち利益を得る場所から、うねりを作っている人たちにうまい具合に配分できるシステムがあれば、そんなに問題にならない仕組みは作れる気はする。

–そのため、いろいろと、ベーシックインカムだったり。

林:もうちょっとしっかり、引用元、この人がどのくらいの影響力で伝達したかも計測できた方が良いのかもしれないし、あるいはそうするとぎすぎすしてしまうのかもしれないし。社会主義ではないけど、もっと緩くやった方が良いのかもしれない。その辺は、何十年だけでなく、何百年単位で発見されていくのかもしれない。

–貨幣経済も、そうやって生じたわけですし。

–金がなくても、生活。例えば、ベーシックインカムがあって、最低限の衣食住が賄えたとして、ネットかなんかで、自分が人気者であっても良い。
毎晩、パーティにお呼ばれして。音楽好きなら、サンプルがどんどん送られてきたり。

林:ワークシェアリングではなく、マイクロワークに変わってくるかも。一日の間に、午前中はこの会社で事務。昼はランチブロガー。ランチ情報を発信して、マイクロ収入を得たり。午後1時から何時は、ジムで何とかのフィットネス情報の発信者になっていたり。

–『アッチェレランド』というSF小説の第1章がそういう世界かもしれない。そういうコンセンサスが高まりつつあるのかなと。

林:そこでいちいちお金、紙の貨幣をやり取りしているとできない。どんどん貨幣自体が電子的な処理になりつつあると言うことは、1回の仕事が24円くらいの収入でも、1分24円を1時間にいくつやるということもありえる。
これまでできなかったマイクロ化がいろんなレベルでできるようになる。

–マイクロ化がCPや今のクリエイターの話に限定されない。働いて生きていく人すべてが、マイクロ化のことを意識しないといけない。

–パッケージを売ることはできなくなる?サラリーマンは、全部の業務をパッケージとして会社と契約。パッケージではなく、自分で出せるものを小売りに。

林:パッケージを作ることに意味はあると思う。そこにセンスが要求されていて、必ずしも、最初の発信者がパッケージを用意してもそれがベストとは限らない。将来的に言うと、版元とかいうのが意味がなくなるかも。マイクロコンテンツを発信している側は、質にフォーカスすればいい。その次に、セレクトショップ的なのがあり、場合によっては、お勧め音楽だけをパッケージしているところも。あるいは、お勧めの音楽、本とアロマをパッケージにしているところも。もっと、パッケージにバリエーションも。その中で競争が起きて。

–お仕着せのパッケージだけで売り物にならなくなる。

林:今の音楽業界や出版業界のように、作者とパッケージ業者が密なのではなく、もっと緩い関係に。そうすると、ほんと、こういう絵を描きましたといったら、パッケージ業者はいくらあってもいい。

–絵本にリミックスする人も。動画を作ったり。素材として分解したり。

林:あとは、そこにちゃんと金の流れを作る。そこが一番難しいところかも。クリエイティブコモンズにしても、ライセンスといっしょに、ライセンスのコードを埋め込むという話があった。しかし、あれですら実現していない。

–画像ならコードを埋め込めるかもしれないが、俳句には埋め込めない。テキストには。Twitterのつぶやきはコピー&ペーストされたらわからなくなる。リテラシーの成熟も必要。コンセンサス。こういううまく行くという試行錯誤を経て、リテラシーが高まる必要。

林:情報の上流に対してリスペクトする文化が根付けば、そういう流れが起きやすくなる。もしかしたら、金の流れでなく、リスペクトされることで満足する人もいるかも。

–オープンソースのプログラマーのように。リスペクトを受けることで、良い仕事にありつくということもオープンソースの業界ではある。必ずしも作った成果物を売らなくても食える。

林:貨幣以外の物々交換が広まってもいいかも。昔のように、作家先生に近所の農家が大根を食べてくださいと持ってきたり。

–雑誌編集者などによっては、年収以外に、服は安く買えたり。映画を試写で見たり。そういったところで、高級なものを身につけたり、教授することを限りなく低コストで得られる立場。そういう情報の流れにいる。逆に入るのが難しい世界。

–みんながそういう世界に、相互に。自分がサービスを提供して、別の人のサービスを受ける。

–そういう社会的な信用や余録があるから、新聞などで偉くなった人は、そこの牙城を崩されたくないというのが大きい。

–みんながそういうところになれば。そうなっても、凄く人気を集める人はいるだろうし、でも細かくなればみんなに行き渡る。

–努力や才覚で得やすくなる。

–壮大な話になってきました。


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#8:雑誌もマイクロ化して活路を見いだせ http://www.firstdecade.net/blog/magazines-micronized-contents/ http://www.firstdecade.net/blog/magazines-micronized-contents/#comments Wed, 02 Dec 2009 09:53:07 +0000 fd_staff http://www.firstdecade.net/blog/?p=61 –ポップインもマイクロコンテンツに関係がある?

林:Webページを読んでいて、わからないことがあったら、なぞるだけで挿入表示される。このなぞる行為をもっと注目しても良いのではないか。
今は同じページの中で、どの単語が一番よくなぞられるかを統計をとって、ユーザーにフィードバックを返せるように。
iPhoneでnobilogで検索すると、飛んできた時に、他の検索結果、nobilogの他のiPhone記事がリスト表示されるようになった。ページの滞在時間を延ばすことが出来るようになった。
ブログのマイクロ化をしている。ブログの中でもなぞって選択した範囲に意味、付加価値を持たせるのがポップイン。あるいは、ユーザーが検索してやって来たキーワードというマイクロコンテンツ、そこにフォーカスしている。

–日本発でもそういうマイクロコンテンツを積極的に活かしたサービスがあるんですね。

林:そこは日本でも、混成チーム。日本人は2人か3人。あとは、アルゼンチン、チーフは中国系の留学生。インド人もいれば。

–会社自体が、マッシュアップになっている。

林:最初から海外を目指しているというのがあって。
何で脱線したんでしたっけ。

–電子書籍もマイクロコンテンツとして展開できるのではないかと。

林:iPhoneのMAGASTOREでも、出版社によっては丸ごと利用。出版社によっては過去の特集記事をばら売り。京都に行った時、雑誌を丸ごと一冊ほしいのではなく、京都特集だけほしい。それもできれば、雑誌の切り抜きでなく、MAGASTOREの中に入ってiPhoneで読めれば最高。

–Webの課金がよく話題になる。電子書籍というのは、ある意味、パッケージによってみせることで、課金しやすくなる。

林:iTunesで音楽がばら売りされたのと同じで、曲単位で売るようになったのと同じで、今後はプレイリストでクレアの京都特集と、ディスカバージャパンの特集を、1つのリストにして持ち歩くとか。建築散歩と、一人ランチ情報と京都の文化的側面が全部見られる、完璧な自分にとってのガイド。

–そういう編集者が出てきそう。雑誌をマッシュアップする。

林:出版社でも、特集的な情報はDB化されるのが理想ですよね。iPhoneアプリで、TP。これは何かというと、TVで雑誌で紹介されたレストランガイド。GPSを使って。神保町にいるけど、周辺の食べる場所、遊ぶ場所などが出てくる。どのメディアで紹介されたかがいっしょに出てくる。
本当はその先知りたいのは、東京カレンダー何月と出てきたら、その記事を読みたいじゃないですか。彼らが作っている時に、その記事だけを売るように。レストランレビューだけ、35円とか。そういった形になれば、すごい彼らも、出版社も。売れたらいいじゃないですか。

–少年ジャンプのような人気投票ランキングがもっと過酷に。売れ行きがいい、評判が高いとか。

林:ポピュリズムに走るきらい。それをどう解決するか、それは大きな課題としてありますよね。

–逆に、この雑誌全体は好きではないが、このコラムだけは読みたい。でも雑誌を買うほどではないという時は、収益に。そのへんのさじ加減は難しい。

林:そこは、もしかしたら、雑誌、今の時代の雑誌は、雑誌というものは、マイクロコンテンツ化された時代でも価値があると思う。セレクトショップ。編集長のキャラが立っていて、その人の考え方が大好きという人の雑誌を買うようになる。その中に、今まで自分が興味がなかったアートやエコの記事があったら、気持ちのいいセレンディピティが生まれるのでは。それなら、雑誌に価値がある。


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#7:ネットが「考える」ようになる http://www.firstdecade.net/blog/internet-think-like-human-brain/ http://www.firstdecade.net/blog/internet-think-like-human-brain/#comments Tue, 01 Dec 2009 13:46:36 +0000 fd_staff http://www.firstdecade.net/blog/?p=55 –次は、ビジネスとマイクロコンテンツの関わりについて話していただきましょうか。最初のiTunesでコンテンツの買い方が変わったということを話されていた。そのあたりで、どうマイクロコンテンツがこれからのコンテンツビジネスに影響してくるのか。

林:それこそ、日本のiTunesストアだと目立たないが、米国だとiTunesのスタッフが優秀で、ボサノバセレクションなど、iTunesブランドのアルバム。スタッフお勧めのボサノバがあって。ベーシック、ネクストステップ、ディープとか。ほんと、一番美味しいところだけ組み合わせたようなマーケティングができるようになってきた。ボサノバだけでなく、有名な、例えばレッド・ホット・チリ・ペッパーズのiTunesミックスとか。iTunesストアがやっていて、しかも1曲単位で売っている。持っているものがあれば、抜いてかえるようになっている。
マイクロ化でそれが可能になる。分析もしやすくなる。
iTunesの曲も1個ずつURL。アフィリエイトもできる。曲にカーソルで右クリックすれば、URLをコピーできる。ブログで紹介。referralもしやすくなった。
まったく同じ仕組みが、ブログもパーマリンク。記事単位でリンクできるし、SNSの場合は直接に記事リンクしても入れないことがあるが、URLはある。Twitterも1つ1つにURL。どういったつぶやきが見られているか。どこからどこへリンクが張られているか分析しやすい。そこにAmazonのリコメンドシステムを組み合わせると、分析しやすくなる。
分析や、コマーケティング、ミックスしてベスト盤を売ることができるようになったという変化が出てきてますよね。

–ものをいろんな単位で切って、編集。付加価値を付けて売る、別のところと組んで売る。APIの公開も、マイクロコンテンツがあるから意味がある。

林:そうじゃないですか。そのマイクロ化されたコンテンツの中で、分析しやすい状況になったことで競争も起きやすくなった部分もあるだろうし。ランキングもそうだし。

–iTunesストア内だけでなく、Diggや。

林:Twitterがフロントエンドだとしたら、次の第二波、第三波としてささえるのが、Diggなどのソーシャルブックマーク的なもの。集約もしやすくなった。Twitterが火付け役だとしたら、あとのアグリゲートしてくれるメディアがSBS。両方がうまい補完関係。その先に、Googleの検索エンジン。時間軸で言うと。

–人間の記憶の仕組みに似ている。

林:Twitterは短期記憶ですらなくて、刺激ですよね。強烈な刺激があると、そこに注意が行く。SBSで短期記憶に保存されて、それがGoogleにひっかかるようになる。

–長期記憶として定着する。

林:僕も思わなかったが、そうかも。

–別のアプローチで、無意識に脳のアーキテクチャを。自然発生的にそうならざるを得ないのかも。

林:すべて、ミクロのレベルから宇宙まで支配する法則があるような気がして。フラクタルじゃないけど。面白いのは、CSLの所長は北野さんは生物学者。彼の話は、ジェットエンジンから何から何までつながっている。
robustness。砂漠の虫が、水分をなくしても生きられる。どうやって生きながらえるかという研究。その研究が飛行機でも予備のエンジンで生きながらえるような仕組みに活かされたり。形が似ているのはいっぱいあって、数式で表されるものではないかもしれないが、フラクタルのように。マイクロでそうなら、たぶん大きなレベルでも。

–同一でないにしても、似たような構造。

林:それがこう、ビットかアトムかわからないが、単位が小さくなることで見えやすくなった。これまでは、情報によって形成されるものの形が1つのブロックが大きくて見えづらかった。

–毛細血管には入り込めなかったり。細かいからこそ別のものと結合したり。

林:画面の解像度が低かったから、わからなかったが、今なら高解像度になって鮮明に陰まで見えるようになってきた。今はサンプリングレートが高いから後ろの音も。マイクロ化で解像感が高まったというのはあるかも。

–ミームといっていいのか、小さくすると法則に従うということはあるのかも。

林:何となく直感で感じ取れる部分はそういうのがありそうな気がしてならない。

–複数の分子が固まりが、複雑なタンパク質を作っていくというメタファー。

林:そういう流れがあるなら、一番流れに逆らわずにできるビジネスが一番いいかもしれない。これまでビジネスをやる側が前提を作っていた。流れに逆流しているものだったかも。それには、大きな考えの固まりを作っていた。今は、マイクロビジネスができるかもしれない。一歩ずつ実験してやっていく。これをやるとだめそうとなったら、変える。しなやか。こっちに世の中が行きそうなら、そっちへ。

–生物的なアプローチ。最終ゴールがあるわけでもなく、その場の最適化で生き延びていく。

林:Twitterのマーケティング利用に注目が集まっている。そういうしなやかというか、マイクロ最適化というか、短時間の最適化を繰り返さないといけない気がする。宣伝のアカウントで毎日宣伝していたら、あっという間にフォローされなくなる。いくら@でつけようと。ブロックされたらしまい。
コンテンツ自体が面白くないといけない。面白ければ、RTで広まっていく。Twitterのマーケティングは一番クリエイティブがタメされる。宣伝とわかっていてもフォローしてしまう。さりげなく、たまに広告が入っているなら、気持ちよくみんな広告を受け入れる。これまでの広告的な、何千万円の大きなものを作って外すとかじゃなくなるかも。

–効果測定でウソがつけない。TV広告でどういう効果があったかはわからない。

–何百万人が見ましたといっても、購買に結びつかなかったのは製品のせいだと言われたり。

林:昔の15秒や30秒は1個の固まり、BGMが悪いのかなにか分析できない。しかし、Twitterの広告が広まっていくなら、CMソング出来ましたというつぶやきを個別に評価できる。CMソングがよかったら、RTしていけば、CMソングは評判がよかった。マイクロレベルの。
今後、広告は、Twitterである程度やっておいて、一番評判の良かったCMソング、グラフィックを組み合わせて作るということができるかも。マイクロレベルの分析ができるから。

–しかも下手にアンケートを取るのではない。

林:ヒューリスティックな観察ができる。
アンケートだと、全部悪いと書くと悪いから、とりあえず1と書くようなことがなくなる。

–たんに、ロングテールで売れるということではない。
電子書籍で対談した時、たんにページ売りということもマイクロコンテンツの売り方としてあるが、ある本からある本へのリンク。リンクして、引用したところをクリックしたら、別の書籍の表示されて。この引用されている本が面白そうなら、その本が購入できるのではないかという話。

–今の話で、自分の関連会社で思いついたアイデアがあるので。ポップインという会社があるんだけど。


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#6:リアルで人とつながる http://www.firstdecade.net/blog/real-connection-gps/ http://www.firstdecade.net/blog/real-connection-gps/#comments Tue, 01 Dec 2009 07:44:16 +0000 fd_staff http://www.firstdecade.net/blog/?p=52 林:次に出てくるのが、空間軸。このモバイル、iPhoneなどを使ってTwitterできるようになって広がってきたのが、空間軸。一番わかりやすいのは、GPSを使って、半径2km内のつぶやきを見つける。近くの駅で電車が人身事故で遅れている。あるいは、半径500mに美味しいデザートの店を発見できたり。それは、親密軸がつながっていないところでも、セレンディピティ。それに加えて、GPSを使わなくても、福岡に僕が言ったというと、「これもある」と教えてくれる。モバイルで、部屋に閉じこもっていなくても、外を歩きながらTwitterできることで、空間的な、Web2.0的な情報発信できる場所が広がってきた。街やアウトドアでもいろんな情報が絡みやすくなってきた。これが空間軸。

–Twitterで常に位置情報を流すのはちょっと恐い。

林:そこはトライアンドエラー。変な事件になると困るが。ストーカーに狙われている人は気をつけた方がいいが、そうでない人はまずくなってきたらうまくごまかすとか、IT時代の野生の感を磨いていった方がいいかもしれない。

–あまり自動にして自宅にすると。

–自動で設定することも。

–そうです。自分の位置が筒抜けに。明示的につぶやくこともできる。

林:だいたいでも、最近はどのサービスも気をつけている。半径数百mの誤差をわざと入れるようにしている。TweetMapだったか、つぶやいている場所のマップ。みんな、ちょっとずつずれるようになっている。

–Twitterをやろうとすると、iPhoneや携帯でその場からやるのが醍醐味。

–携帯用のサービスはイマイチ不便。本家も始めたが。

–写真を撮って、メールで送る。つぶやきと連動させるのがどうするのか。何で一つのサービスで完結してないのか。

–いろんなところとつながりたいからではないですか。

林:Twitter自体がエンジン。マイクロコンテンツ化されていったTwitterの意味、小川浩さんがいっていて納得したのは、Flickrにしてもトップページから見ない。YouTubeの動画にしても。どこからみるかというと、Twitter。Twitterがフロントエンド、面白いものをクリックしてYouTubeに行くようになった。スーザン・ボイルもYouTubeで話題になったが、導線はTwitter。TwitterでBuzzが広まって。アトム化される前、半アトムの時はGoogleがフロントエンド。今は、そのフロントエンドがTwitterに変わりつつある。
あるいは、もしかしたら、Web情報渇望時代、この情報が欲しいとわかっている時の探しに行く場所は未だにGoogleで変わらないかもしれないが、何となく面白い時のフロントエンドはTwitterになったのかも。
そうすると、時間軸的にも、親密軸的にも、空間軸的にも、面白い最新20件が常に表示される。そこから、YouTubeにも、Flickrにも、音声にも。Ustreamにつながっているかも。

–そうなると、Twitterなりなんなりで、自分が面白いと思って探さないといけなくなりますよね。

林:そうですね。でも、自然にできると思う。面白い話題は、どんどんバズっていく。ReTweetされる。

–その多いものを見ると、もとの人にたどり着く。

林:そう。この人は、RTでよく見かけるなと。その人のTwitterページを見て、発言が面白いと思ったら、1個ボタンを押せばフォロー完了。違うと思ったら、フォローを外せばいい。塩とこしょうで味付けを変える。その手軽さが、Twitter最強の武器。


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#5:Twitterの強みは、自分にとって本当に重要な情報が凝縮されている点にある http://www.firstdecade.net/blog/twitter-strength-important/ http://www.firstdecade.net/blog/twitter-strength-important/#comments Tue, 01 Dec 2009 04:33:12 +0000 fd_staff http://www.firstdecade.net/blog/?p=49 林:TwitterはDMと@のメンションでつながっていれば、見えてなくてもOKだし。
話を戻すと、ブログからSNSへ発展。Twitterとは何か。Webで見た時は、20個のつぶやきが基本。1個の画面の中に、時間軸でも濃い、しかも親密軸でも濃い。一番質の高い20件の情報が凝縮されているところが、Twitterの魅力。
最初は、そこに親密軸の情報しかなかったのが、botも。時報や新聞サイト、RSSリーダー、地震の情報も。本当、自分にとって身近な最新情報が20個に。
そこがTwitterの強み。

–フォローしている人で、つぶやきがひたすら連続する人。その人は、ビジネス系の評論家。銀行がどうとか、1行記事。TLが埋まってしまう。あれは迷惑。

–その人がRTしているのは表示しないようにして、だけどその人のフォローを外さないテクニックが出回るように。

林:Twitterは情報が、分子化されているので、並べ方はいかようにも。iPhone用のクライアントで、人単位で見られる。それを使わないでも、一単位に。山路さんなら山路さんのつぶやきだけ見ることもできるし。今後は、リストを活用して、自分の親友で、アート系の友だちは何をやっているか、外国人の友人のつぶやきだけとか。リミックスがいくらでも出来てしまう。
自分だけのスマートプレイリストがいくらでも出来てしまう。しかも、この中では、親密軸、時間軸を崩さずに。


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#4:Twitterは、意識して「緩さ」を狙っている? http://www.firstdecade.net/blog/twitter-loose-connection/ http://www.firstdecade.net/blog/twitter-loose-connection/#comments Mon, 30 Nov 2009 03:34:31 +0000 fd_staff http://www.firstdecade.net/blog/?p=44 林:時間軸を最初に提唱したのがブログ。TLの構造は後のメディアにも引き継がれた。その次に出てきたのが、親密軸。SNSが親密軸を取り入れたと思う。親密軸は、見ず知らずの人の事件と、友だちの事件なら、友だちの方が関心がある。全然知らない人が食べたランチに興味はないが、友だちが食べていたら、「今日もそれ食べているの?」と関心を持つ。それが親密軸。SNSは、友だちの日記だけを可視化。より見やすく。
親密軸の近い人たちの情報だけを、ブログと同じように見せるようにしたのが、SNS。写真共有サービスのFlickrやYouTubeもソーシャルグラフ、親密軸が必ず組み込まれるように。そこからバイラルマーケティングもできるように。友だちにリコメンドするとか。

–YouTubにアクセスしたら、勝手に知り合いのプレイリストがいきなりトップ画面に浮かび上がって。アカウントを持っている人のリストが勝手に出る。俺のもさらされているのかと慌てて。自分のは流れていなかったが。

–Facebookだったかに登録した時、普通にクリックしていくと、コンタクトに全部招待状を送るようになっていた。

林:そうすると、親密軸が薄まってよくない。

–能動的に、意識的にしないと。

林:ソーシャルメディアといわれているものは、親密軸の質が重要な気がする。親しい友人はいいが、時間がたつほど、ソーシャルグラフは広がる。親密軸が薄まる。それの解決は重要な問題。うまく解決できているところはまだあまりないかも。

–大手のSNSにしても拡張路線。いかに会員を集めるかに注力。

林:そういった意味で、Twitterのリスト機能は、一石投じるかも。1つパブリックに近い形の親密軸、それとは別にリストが作れる。

–リストをあまり使っていないが、思い出しながらけっこう作るのが大変。

林:UIの工夫で。思い出した時に出来るような。

–林さんのフォロワーは膨大でしょう。

林:でも、親しい人は対話するので、可視化される。

–やり取りが人をその都度、追加していく。

林:そう。まとめて3時間集中してやるというわけにはいかない。

–不可能ですね。ハンドル名も多いし。

林:日本のハンドル名文化は、親密軸を薄くする。

–実名、匿名論争もありますが、その別の側面。実面を出すことのメリット。

林:それでも、ハンドル名でも友だちになれるというのはそれだけ親しいということもあるのかもしれないが、広がりがなくて、親密軸はたぶんすごく難しいところで、少なすぎるとうちわでマンネリ化。広すぎると興味を失う。
ちょうどいいところに、均衡点があるような気がする。そういうサービスが出てきたら、キラーになるかも。

–知り合い同士は実名でコミュニケーション、外に対してハンドル名で見せるとか。

–制限というか、例えばミュージシャンの知り合いに招待された時。そこで渡されるパスというのは、何レベルかある。楽屋まで行ける、控え室まで行けるとか。レベルを5つくらいに。ビッグアーティストになると。そしてさらに裏ルートがあったり。それによって、終わった後に応対する、まとめてご挨拶か、もうちょっと少ない人数で握手できるのか、打ち上げにも参加できるのかと。

–個人の付き合いでされると、いやかも(笑)。

林:ビジネスだと、当たり前に。

–写真集を買って、握手会の次に。

林:企業だと、ACL。この契約の人は、ここまでアクセスできるけど、ここは書き込み禁止とか。ああいったものが、一般の友だちにも。いちいち設定するのだとやらない。そういった意味で、Twitterのリスト機能は一番シンプルな解決法。

–リスト機能も、やり取りの多い人は自動的に追加してくれると。

林:iTunesのスマートプレイリストのように。most recently 25人とか。

–これはきっともうどこかがやってますね。親密軸というのは、よく昔、SNSの流行始めの頃、対面であったことのない人もネットで増えて楽しい、というアピールがあった気がする。最近は、そういうのとも違う気がする。

林:やはり、自分の親密軸を非常に質の高い軸にしていくことが重要な気がして、少なくとも読む側としては。Twitterのフォローという仕組みは非常に良かった。SNSのmixiやGREEのお友達の承認、あれは精神的に負担。承認するしないの問題。
けっこう本質から外れた親密軸が増える。Twitterならとりあえずフォローして。外しても。
本当、一番理想なのはフォローの関係が、相手に連絡もいかないで、勝手にフォローできちゃう。塩とこしょうで味関係を調整するように、「最近ちょっと親密軸が濃いから、ちょっと薄めよう」とか、増やしたり減らしたり。しかもそれをTwitterのユーザーも、フォローをハズされてもあまり大事に捉えないのがいい。相手に見えないのがいい。
狙ってやっているのか知らないが、すばらしいのはたまにフォローしているはずなのに、外れていることがある。

–システムが不安定なだけでは?(笑)

林:狙っていないかもしれないが、あのまま不安定であってほしい。それくらいの方が、最近山路さんつぶやいていないと、気にする。親密軸が近い人なら。フォローが外れていて、し直すということも。
僕はあの不安定さが大好き。あれくらいのガス抜きがないと。これまでのIT記述は厳密すぎた。
水も漏らさないとどんどん窮屈になっていく。
2種類のバグがある。某モバイル用OSが不安定なのは許せない。でも、Googleのサービスは、質も低い部分というか、ベータ版に限った話かもしれないが、結果が全然違うことがあったり。それくらいの緩さは必要で、あまりにも情報が正確すぎると。日本の電車。ラジオ番組に出ていた時、DJがいつも言っていたが、日本だと電車が1分遅れて大げさなニュース。それはいいことなのかと。その通りで、だんだん余裕がない。1秒の遅刻もないと、余裕がないライフスタイルに。
絶対フォローが外れなくて、友だち承認システムになると、復習してやるとか。ガス抜きじゃないけど。Twitter、あれほんとダメでさあとか、それがあって、Twitterのせいにしてフォローを外れるなら、あれは狙ってないにしても今後は狙って続けてほしい。

–致命的ではないわけだし。昔、メールがよく消えることがあった。技術的にあり得た?

–あり得ます。今でも。

林:今の高校生のメール問題がまさにそう。メールは本来全然信頼できないシステム。今高校生が夜眠れないのは、友だちからメールが来たら、1分以内に返事しないと、あいつ調子に乗っているとか。
あれは本当によくない。
Twitterも絶対に守るべきカルチャーは、availableな時以外は返事しない。
そういったカルチャーを守っていかないと。リアルタイムだけど、返事できない時は返事しなくて良い。その理解。ネットの向こうにいる相手が常にはavailbleと限らないということをある程度、リテラシーが広がっていかないといけない気がする。

–サービスというより、使う側が身につけていかないといけない常識なんでしょうね。サービス提供側もそういうリテラシーを強化する方向は目指さないといけないのかも。意識して緩さを狙うのは、ヒントになりそう。


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#3:消費者は自分が欲しいものを知らない http://www.firstdecade.net/blog/consumers-dont-know-what-they-want/ http://www.firstdecade.net/blog/consumers-dont-know-what-they-want/#comments Sun, 29 Nov 2009 05:14:52 +0000 fd_staff http://www.firstdecade.net/blog/?p=23 –ちょっと話がずれるかもしれませんが、空間軸に行く前に、ブログとか30分かかるのも自分の中では古くなる。ある意味、多くの人にとってはTwitterでつぶやく方がラク。アウトプットの形態も、Twitterで大きく変わった。じっくり考えて書くと言うことを、みんながしなくなる、そういうトレンドになる? 一人がじっくり考えるのではなく、つぶやきをもとにみんなで考えるようになってきている?

林:年齢層とかによっても違う。じっくり考える人も。両方あると思う。あまり、Twitter的な短時間でやるというのばかり広がると、そのうち揺り戻しがあるでしょう。
たぶん、それって、テレビを見る人も本を読む人もいる。ほとんどは両方。それと同じだと思うんです。
そのバランスのポイントがだんだん変わってくる。昔は、TVばかりだった人が、本を読むことも増えたり。年齢や気分によっても変わる。そこらへんで、うまく均衡が取れる気がする。そればかり、テンポの速いモノばかりになると、そうでないというのは絶対。それをうまくバランスが取れる気がする。

–Twitterができたことで、リアルタイムコミュニケーションの可能性が。

林:Twitterは徹底的なマイクロ化ができたので、これまでがあまりにも、特に日本では影響が大きい気がする。というのは、日本の会社組織は、あとでも話が出ると思うが、あまりにもじっくり型になりすぎている。椅子を温めすぎる文化。議論して議論して、石橋を叩いて渡らないカルチャーになっている。
それより、こまめにいっぱい動いて、その都度軌道修正していった方が新しい方法を見つけやすいにもかかわらず、議論しすぎて動けなくなっちゃう。手遅れになる。

–しかもその時点の結論は意味がないものに。

林:日本は、Twitter的なコミュニケーションは意味があるのではないかという気がする。

–それは実感ですね。2001年以降といっていいかわからないが、世界の変化が。予測がどんどん難しくなっている。技術の進歩やコミュニケーションの変化もあるのかもしれないが、何が起こるかはもはや予測できない。結局やってみて、どう対応するかを。考えて動くロボットではなく、単純な脳を持ったロボットでないと生き残れない。

林:一時期、複雑系が話題に。僕は途中で挫折して、読むのを止めたが(笑)、どう接していくかの答えは、問題を投げかけて、どういう答えが出るかを見るしかない。

–昔から「とりあえずやってみろ」といいますが、その通り。

林:そうそう。

–それ以外の解がなくなってきている。

林:あとの内容になるけど、群衆の叡智。人間、会議室にいて、数人で考え出せる智恵なんてたかが知れている。今の時代、消費者の方がネットにつながって、Wikipedia調べながら、価格.comで比べながら買い物。消費者の方が賢い。下手に自分たちの考えを商品を込めるよりは、思い込みをなくしたモノ作りをしたほうがただしいと思う。シンプルな形でものを投げて、その代わり、一番シンプルで自分たちの得意なところは最大限の洗練。とりあえず、どういう人がそれを喜ぶのか。観察して、そこを伸ばせば、膨らんでいく。

–消費者のアイデアは参考になる? スティーブ・ジョブズが消費者の意見を聞いたわけではないでしょう?

林:フォーカスグループとかやって、インタビューしても意味はないと思う。ル程度の顧客に触ってもらう必要はあるが。インタビューしてはダメ。観察する。

–消費者は自分のほしいものを知らないからこそ、行動を観察して引き出す。

林:そうそう。試供品を渡して、感想を聞くのは意味がない。自分がサンプルになったとしても、昼飯もおごってもらったからいいといわないといけない気になる。それにも関わらず、米国企業もフォーカスグループでやっているところがあって残念。
そうではなく、使っているところをできる限り干渉しない形で、観察する。例えば、どのページが一番読まれているか。どこに一番手垢がついているか。そこにこそ意味がある。あるいは、視線の計測して。
無意識も含めた、ユーザーの行動にこそ、きっと価値がある。

–野口晴哉『人間の探求』の最初に、人間は本当のことは言わない、本当も嘘もいえない。言葉で表せない、無意識に求めているもの。

林:きっと反応はしている。しかも、反応は、考えて反応している部分と、無意識で反応。あと、物理的にそうとしかなりえない部分もある。
人間は、高度な生物だとか、どうしても、意志があるので思いがち。でも、単純な物理法則、生物学的な法則に支配されている部分もある。製品を使ってもこうしか反応し得ないという、制約が実はある。
そういったものは、たぶんインタビューしても見えない部分。観察によってこそ導き出せる。例えば、人差し指がこの角度以上に曲がらないから、ここは指せないとか。

–角にあると押しやすいとか、ボタンの形も大いにありそう。

林:そこらへんも、米国の優秀な企業は、生理学的な反応も含めて、かなりノウハウとして持ち始めている気がする。Googleの人と話をすると、UIのレスポンスタイム、コンマ何秒遅れると、いらつくとか。ちゃんと持っている。
そこをベースとしてもって発想するかどうかでスタート地点が変わってくる。

–動物行動学者のよう。

林:Googleもアップルも、どれだけのいろんな違った視点を持っているか。群衆の叡智ではないが、みんなの意見は案外正しいとか、重要なのは多様性。どれだけいろんな知見を盛り込めるかは非常に重要。アップル、ジョブズのいなかった90年代、ドン・ノーマンにインタビューしても、アップルのモノ作りが違うのは、最初から企画のチームに広報もいれば、マーケティング、文化人類学者、心理学者、いろんな知見が入っていた。そういっていた。
それが、日本のモノ作りは、経営者とエンジニアで議論をやって、これがウケルのではとノリで決めて、かっこいいデザインをやってと渡して、かっこいいのができたから、マーケティングも上手にやってと。それだと、表層的な、後付けのどうしようもないものしかできない。社員も、ものの本質がわかっていないから、表層的なマーケティングしかできない。悪いスパイラル。

–群衆の叡智という言葉は深い意味があると改めて。群衆自体が考えを述べようと言うより、個々の人の行動も含めて、智恵ということなんですね。単純に会議で発言するとか、アンケートに答えるというだけでなく。

林:先週、大分の方でハイパーフォーラムでパネルディスカッション。公文俊平先生が話し。まるでTwitterは、人類の頭脳のようになってきたと。
まさにそういうものかもしれなくて、Twitterというブラックボックスにものを投げ込むと、その反応の総和みたいなものがきっと答えということが多い気がする。

–Ustreamの生中継をしてもらった。反応をTwitterでリアルタイムにもらって。こちらが思いつかない質問を視聴者が投げかけて、それに返すと、また反応して。今までは、文化人が上から話すのを一方的に受け取る。そうではなく、みんなが考える。タネを最初にインタビューを受ける人が投入する役割。

–新聞の社説のようなスタイルも、時代を超えて。

–one of themに過ぎなくなるのでは。相対的な価値は下がるかも。

林:Google Newsが変えるかも。なぜあのサービスが作られたか。新聞が信じられなくなってきたと、開発者がいっていた。それで、いろんな新聞を1つのトピックを中心に、いろんな新聞の記事を集め、比べ読みできるようにしたのが、Google News。1つの戦争のニュースも、CNNはこう、ワシントンポストはこう、と比較して読めるのが目指したところ。多様性の意見を、読む側のリテラシーが上がって、どこかの新聞がいっていることが本当ではなく、新聞の向こうにいるのも一人の人間に過ぎない。いろんな意見を読んで初めて、総合的な判断ができる。リテラシーが付いてくれば、Google Newsが最強のメディアになるかも。

–岡田外相が外務省の記者会見を開放した。それについて報じたのは、毎日と産経だったか。それ以外は黙殺。その日の新聞サイトをチェックしたが、三大紙は確か取り上げていなかった。あとで、中面で取り上げていたコラムは見たが。

–社内でいかがなものかという言われていたり。表に出すと、ネットに出すと叩かれるから、とりあえず黙っていようと(笑)。

林:日本は誰でも責任を取りたがらないから。

–情報を出さないことによる、権威付けは悪質。

–戦争の時みたいな。新聞は何でもやりますと。今さらながら。

林:逆に、ネットのカルチャーはそうではなく、例えば自分のライバルの媒体があっても、ライバルのニュースに関してもリンクを張った方が、逆に優位に立てる。こちらのサイトを見れば、ライバルの情報もわかるということになる。
リンクできるかどうか、メディアの大きな違い。

–新聞のことに関して言うと、収益モデルにも関わるから、単純に今の形でリンクを張るだけでいくかは、複雑な問題があるかも。

–昔は、新聞は数紙を併読しろと言われたもの。ちゃんとした大人は3紙取るものだと言われた。そういうのが、通用しなくなって、新聞を読まないところにGoogle Newsだから、まさに大変なこと。踏んだり蹴ったり。


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#2:情報の重要度は「時間軸」「親密軸」「空間軸」で決まる http://www.firstdecade.net/blog/three-axes-of-information/ http://www.firstdecade.net/blog/three-axes-of-information/#comments Sat, 28 Nov 2009 01:56:31 +0000 fd_staff http://www.firstdecade.net/blog/?p=19 林:Twitterでいうと、ブログとかGoogleとかがインターネットの一つの文化、トレンドを作って、それをティム・オライリーが総称してWeb2.0と言う言葉を作った。
Web2.0、以前と以後で一番大きな違いは、僕は情報への渇望感のような気がする。インターネット上の。
以前は、やはりまだ、もっとインターネット上で情報が欲しいというのがあったから、検索を使って情報を見つけたい。もっと情報がインターネット上に出てきて欲しい。その両方が続いていた。
でも、ちょうどその、Web2.0が切れ目か2001年が切れ目かはわからないけど、それくらいのタイミングに、ブログとか何とかが普及していくことで、ちょっとしたたわいもないことも情報発信できるようになった。逆に、情報が溢れてきてしまった。
できるだけ、情報もありすぎて、メールの受信箱はスパムやたわいもないメールが何通もあったり。だんだん、感度が高い人にとっては情報が過多な時代にだんだんなってきてしまった。
そうすると、検索して情報を絞り込めるけど、検索以上にさらに情報を絞り込みたいという流れが出来てきたと思う。その時に重要になってくるのが、いくつかの軸。僕がいつも言っているのは、3つの軸。
1つは、「時間軸」。2つ目は、「親密軸」。3つ目は「空間軸」。

一番最初にやってきたのは、時間軸。昨日起きた事件と、今まさに起きている事件だったら、みんな今の事件の方が関心度が高い。あるいは、昨日終わった自分の好きな野球の試合と、進行中のテニスの試合なら、テニスが嫌いでなければ、今のテニスの試合の方に関心があると思うんです。今まさに進行している熱い試合の方が。
そういった意味で、今起きている事件の方がどうしても関心が高い。時間の束縛からはどうしても逃げられない。ブログで一番大きかったのは、時間軸を逆転させてしまったこと。一番新しい記事が一番上に来る。
時間軸の逆転。みんな忘れかけているが、ブログが普及する前は、情報は時間の流れに沿って、古いものから時系列で表示した方がいいという発想があったじゃないですか。そこが、なんかブログが打ち崩した。
個人のホームページにしても、私はこういうことをやっていてと読ませるスタイルから、最新の情報がトップに来るという流れが出てきて。これは、その後のWeb2.0のいろんなトレンドにもどんどん引き継がれていった。
これはまさに時間軸が一番新鮮なものが上に来るということだと思う。
SNSにも引き継がれたし、Twitterにも。ブログの時間軸の使い方と、Twitterの時間軸の使い方でいうと、ブログは1件の情報、例えば1個の記事を書くのに30分かかると、それだけで30分時間が巻き戻されるので、今ひとつ新鮮さがない。

–自分の頭の中でも。

林:そうそう。書き始めた時点と、それをパブリッシュした時点で30分のタイムラグ。Twitterだと、そのラグが1分未満。それだと、普通の人との対話みたいな。「雨が降ってきたな」とブログで書いても、見る頃は時間の流れが違うので。「そういえば、昨日雨が降っていたな」という返事がコメント欄に書かれるくらいなんだけど。
だけど、Twitterなら「あ、こっちでも雨が降ってきた」という話になって、ぱーっと広がっていく。そこら辺の時間軸の違いが、Twitterのテンポ感。会話に近いテンポというか。Buzzというか、波を作るテンポがあるんじゃないですか。
たぶん、どれだけ情報が新鮮かで最初の波のストロークが違うと思うんです。時間が経てば経つほど、深くて大きい波かも知れないけども、波及するスピードが遅い。しかし、Twitterみたいなものは、ピークが一気に来るような波なので、その分広がるのも速い。その代わり、消えていくのも速いかもしれないけど。


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